黒鯛釣り専用のリール、ロッド、用品の企画製造の黒鯛工房

黒鯛工房


黒鯛工房テスター・スタッフ Tag&Releaseトーナメント『大阪港』報告
記録的な猛暑が続く8月5日(日)大阪北港において、第2回 『黒鯛工房テスター・スタッフTag&Releaseトーナメント』を開催しました。2001年、新たに加わった大阪を代表する新進気鋭の若手スタッフと、名古屋・神戸のテスタースタッフが大阪北港に駆けつけ総勢10名で競い合いました。
午前5時にたまや渡船に集合し、黒鯛工房よりトーナメントルールの説明を行いました。今回のトーナメントの主旨であるTag&Release形式は、『適切なリリース』普及させる1つの方法として取り入れたもので、今後のトーナメントにも積極的に取れ入れ全国に波及させたいと宣言しました。
トーナメント当日に渡船した舞洲4番は、全面スリットで構成された北港を代表するポイント。60cmオーバーの大物チヌが多数確認されながら、スリットが絶好の逃げ場となりベテランでも手の焼くスーパーへビーカー。



7月に発売されたTHE落し込みZ36/42スリットバージョンを手にする大阪スタッフが、難攻不落のスリットをこのロッドでどの様に攻略するか?



前日の夕方までは南西風が吹き、風当たり面の4番は絶好の濁り具合。アタリも頻繁にあり、1人で3~5枚の釣果を上げていました。しかし、当日の大阪港は快晴で僅かな北東の風が吹く状況。スタッフの顔に曇りの表情が!渡船した堤防は潮が澄み切った状態、タフコンディションの中でトーナメントがスタートしました!
スリットを行き来する大きな影が見えるものの、ヤル気のあるチヌにはなかなか出会えません。テスター・スタッフとも持てるノウハウを全て注ぎ込み、数少ないアタリを拾いながら痛恨のバラシが続きました。
AM6:30から続いたトーナメント、猛暑の中コンセントレーションを維持し続けた都築スタッフが、終了間近AM10:50に待望のチヌを掛けこのまま逃げ切りました。




検量を終えたチヌにタグが打たれ、再び大阪北港の海へリリースされました。終始このサイズでは恥ずかしいと照れ笑いの都築スタッフでしが、全長33cmの1匹が優勝、Tag&Release賞1位のダブルタイトルとなりました。大阪港では初とも言えるTag&Releaseルールの落し込みトーナメント、大阪港の未来を担う1匹目となる記念すべきチヌでした。

緊張感から解き放たれ、ホッと一息!皆さんお疲れさまでした。