残された25名の決勝進出権を賭けて…

大阪湾落し込みトーナメント最終予選が梅雨空の下、神戸７防と８防を舞台に開催されました。早朝の大会受付は、残された２５名の決勝進出権に賭ける選手たちの熱気であふれ返りました。
梅雨のシーズンということもあり、天候やポイントによる状況判断が釣果へのキーポイントとなることは明らかでしたが、競技スタート直後から各エリアで釣果の声が聞こえてきました。８時頃まで降り続いていた雨がチヌの活性を上げ、スタートから２時間ほどは絶好の時合いが続き、７防を中心に各所で頻繁に竿が曲がる状況。規定サイズのチヌを複数枚揃えなければ決勝出場への望みが消えることは誰の目にも明らかな釣況であり、選手達は集中力を切らさずに迫真の落し込みを続けました。
その結果、審査対象となる規定サイズの釣果は１００枚、５４名が釣果を記録し、熾烈を極めたデッドヒートを勝ち抜いた２５名の精鋭が決勝へと駒を進めることとなりました。８月初旬に開催される決勝戦に向け、大阪湾の落し込み頂上決戦に相応しい５２名の精鋭と、前年優勝者竹田氏の合計５３名が出揃いました。
２日間の激戦を制し、大阪湾最強となるアスリートは誰か、今から目が離せません。